クロスインデックスの通訳・翻訳コーディネーターの雑感
中国語の通訳派遣
[2010/06/21] 中国語は北京語と広東語の2つに大別されますが、もう少し細かく分類すると、北京語、上海語、広東語、台湾語の4つに分けられます。
北京語と広東語は、発音や語彙面でかなり違いがあることで有名ですが、北京語と上海語も、その物理的距離に比例するように、わりと大きく違ってきます。ですので、上海へ中国語の通訳派遣を依頼された際には、北京語を話す中国語通訳者を派遣するのではなく、上海語を話せる中国語通訳者を派遣できるように努めます。
日本にも、地域によって方言があるように、中国にも方言はあり、広大な国土を持つ国ですから、中国へ通訳を派遣する際は、その土地の方言が話せる土着の通訳者を手配するのが一番望ましいと言えます。逆に、日本で中国語の通訳を派遣する際は、訪問される中国人の方の出身地に合った中国語の通訳者を手配します。
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