Newsバックナンバー
[2010/06/07] 昨今では、中国の人民元建て預金サービスが国内外で高い注目を集めている。中国の主要銀行である、中国銀行やHSBC香港銀行などは、今年から立て続けに日本国内での人民元預金サービスを開始した。投資家達は、現在の2.25%(1年定期)という国内の円預金利息より高いレートの利息と、今後の人民元切り上げによる為替差益を狙い、人民元建て預金口座を続々と開設しているという。HSBCホールディングスは、全世界での人民元建て預金が、今年4月に前月比約10%増加し、5月もこの伸び率を維持したと発表した。
[2010/06/04] プライス・ウォーターハウス・クーパースによると「中国は2020年までに米国の経済力に追いつき、2030年時点の経済力ランキングは、トップは中国、次いでアメリカ、インド、日本、ブラジル、ロシア、ドイツと続くと予想。さらに世界全体のGDPの19%を中国が占めるだろうとしている。
[2010/06/04] レナウンは先月24日、中国の繊維大手「山東如特科技集団」とアパレル業界初の中国における本格的な資本業務提携をすると発表した。今後、飛躍的な成長が見込まれる中国市場において、レナウンは山東如特科技集団と共に、仕入れ・商品開発等の新しいビジネスモデルを確立し、レナウン再建を目指す。近年、国内企業の中では、ブラジル、ロシア、インド等の新興国への展開志向が高まっていたが、09年のジェトロのアンケート調査では、中国に再度注目が戻ってきているという。
[2010/06/04] 「日系の外食企業にとって、中国でのビジネスポテンシャルは大きい」とストラテジック・デシジョン・イニシアティブCEOの森辺一樹氏は語る。家庭での食事一食にかける費用に日本と中国では差がある。しかし、外食においては、日本と中国に価格の差はあまりない。欧米や米国の外食企業に比べると、中国でのマーケティングノウハウのない日系外食企業は中国進出に大きく遅れをとっている。森辺氏は、日系の鍋料理や文化を火鍋系レストランが非常に人気な中国において展開すべきだとしている。
[2010/06/02] 今年度の中国のGDP伸び率は9%に達すると中国国家統計局が表明した。これは中国政府が目標としている8%を上回り、世界銀行が予測した9.5%に近づく数値である。今後も、中国の経済の動向が大きく注目されている。
[2010/05/28] 2008年に経済面での連携を表明し、友好関係の構築に着手した中国とインドであるが、2010年5月15日に開催された第2回中国インドフォーラムの調査では、43%のインド人が「中国はパートナーである」と回答したとのことであり、中印関係が好転しているとの見方ができる。
[2010/02/12] 中国本土での1月の自動車販売台数が前年同月比124%増の166万台となり(生産台数は143%増の161万台)、初めて生産、販売ともに160万台を超えたと中国自動車工業協会が報道。一部の車種では、価格が上昇し、また、生産が追いつかず納車待ちとなっている。
[2009/12/08] 中国科学院は、2010年における中国の投資、消費、物価指数が上昇し、GDP成長率は9%を超えると予想している。
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